早朝に正伝寺の一家で、煙を焚いてお経をあげながらお位牌堂や庫裡を回って歩き、檀信徒様の今年一年の健康と平和を祈念し、ご先祖様をご供養いたします。
津軽地方の豊かな自然が織りなす、四季折々の美しい景観に囲まれながら、正伝寺は一日一日を過ごしています。さあご一緒に、正伝寺の一年を見てみましょう。
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元旦
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春彼岸
彼岸会とは、春分と秋分の前後一週間、布施(ふせ)、持戒(じかい)、忍辱(にんにく)、精進(しょうじん)、禅定(ぜんじょう)、智慧(ちえ)の、六つの徳目、すなわち、「六波羅蜜」を修める期間とされています。
正伝寺でも、多くの方がご供養に参られますが、併せて、青森市斎場より無縁仏やペットのお骨をお受けし、永代納骨を行っております。
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花まつり
旧暦の4月8日は、お釈迦様の誕生日です。多くのお寺では、「花まつり」としてこの日をお祝いします。
お釈迦様がお生まれになったのは、ルンビニーという地の花園であったため、その地を模して花御堂(はなみどう)を飾り、右手で天を、左手で地を指差す生まれたばかりのお釈迦様の像に、竜王が甘露の雨を注いで産湯としたという説話から、甘茶をかけます。
正伝寺では、ゴールデンウィーク中の催しとして、甘茶を振舞ったり、お花のタネをお持ちいただいたりもいたします。お気軽にお立ち寄りください。
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お盆
正伝寺のある弘前禅林街は、お盆の時期になると、お墓参りに訪れる方々でにぎわいます。
お盆は、ご先祖様が里帰りされる期間です。多くのお檀家様方がご家族やご親族でおいでになり、お墓をきれいにして、お花やお線香を供えられます。
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秋彼岸
春彼岸同様、永代納骨など執り行います。
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大晦日
大勢のお檀家様方がお参りに来られる中、お手伝いの高校生の皆さんと一緒に、三玉(ご飯の三膳分)をすべてのご位牌にお供えします。