お知らせ

第8回 落語を聞く会を終えて

8/23(日)14時(13時30分開場予定でしたが熱中症が怖いので早く開場いたしました)より桂 塩鯛 師匠によります落語会が開催されました。

市内では弘前城の天守曳戻しイベントやりんご娘。のイベントもあったらしい中、80名近くの方に御来寺いただけましたこと感謝ばかりでございます。

しかし、自分で言うのもなんですが市や大手のイベントより小規模とはいえ、当方の落語会は負けず劣らず大変充実した内容でございました。

前座さんの桂 八十助さんには「狸の賽」、続いて 塩鯛師匠は、桂文枝(師匠)の創作落語の演目「読書の時間」中入を経てラッキー舞さんによる太神楽、塩鯛 師匠による「抜け雀」。

昨年の前座さんの桂 天吾さんに小坊主が聞いた話では、少年ジャンプで連載されている「あかね噺」を見て落語家を目指し入門した人がいるとのことだったのですが、今年はアニメ化しましたので、初めて生の落語を聞きに来られた、というアニメ勢の方もチラホラおられました。

今年、石巻でも行われました落語会に顔を出してきたのですが、八十助さんの張りのある落語、枕も元のお仕事の話で世代的な関心や共感を得ながら入る噺はとても聞きやすく感じ、古典落語の「狸賽」はだいたい皆がよく知るお話なので八十助さんの声ととても相性の良い?噺で会場を盛り上げる開口一番として最高の方だったと感じました。

太神楽のラッキー舞さん、裏方の方でタイミングが合わず、ほぼお話することが出来なかったのですが、お客さんの前で披露する技は、「芸」というか、まさに「藝」といった感じでした。包丁の刃と刃を合わせて重ねたり、傘回しもテレビでは見たことがあっても生で近くで見るのとは感動が違うというか、正直、ボールの空気を多少抜いてたりするんじゃないか、くらいに訝(いぶか)しんでいた自分を、顔がボコボコになるくらい殴ってやりたいくらい失礼に思っておりました…気が付くと、口を開けて拍手していた自分でした。

 

真打ち 塩鯛 師匠はもう言わずもがな円熟した噺は聞いているだけで素人の私もスっと聞き入ってしまうような落語でした。

落語もですが、自分的には師匠の積み重ねてこられた技術と時間が話している時や、立ち振る舞いなどに顕れている、そんなところが人間的にも真打ちなんだなぁ、と勝手に尊敬しております。

正伝寺は来年で本堂建立100年の節目の年となり、塩鯛師匠は再来年で10回目を数えることとなるのですが、皆様に楽しんでいただけるよう、模索しながら頑張っていきたいと思います。

今年も本当にありがとうございました。