お知らせ

動物供養塔(ペット墓地)につきまして

昨日より弘前の桜まつりも開催され、今日は園内ほぼ満開の日曜日ということもあり、

朝7時には公園の外堀では渋滞が発生していたそうです(・∀・;)

最近は早咲きが当たり前になってしまいましたが、昔はゴールデンウィークの時期に丁度 満開になって

今よりも大変賑わっていたような記憶があります。

連休ということもあり他県や中央に出ている檀家様もこの時期に帰省される方もあり

お寺では〇回忌などのご供養で大変忙しくなってくる時期でもあります。

本日も、そんな遠方から来られた方なのですが、ご供養の後に愛猫の埋葬もしたいとお骨を持ってこられました。

正伝寺では約20年前にお寺で飼っていた犬が亡くなった際に先代の住職が若かった自分の為に

石屋さんに格安で作ってもらった犬用のお墓を駐車場の片隅に設置しておりました。

それを見た檀家様からペットの墓地の要望が多数ありまして、数年前にペット用のお墓を建てさせていただきました。

昔は、ペットが亡くなっても自宅の庭のスミっコや畑に埋めたりして供養していたものが、

時代が変わり 庭のあるお家が無くなった為どこに埋葬したらいいのか分からない方が多くおられるようになった為というのもあるようです。

お墓を作るにあたり、近くの年配の和尚さんに聞いたところ「犬畜生は供養すべからずという言葉があるので、墓なんか作っちゃいかん」

とのアドバイスもいただきました、仏教と犬といえば『狗子仏性』でいう『犬に仏性はあるのか』というのが頭に出てくる方もあるかと思います。

私の考えとしましては、禅問答の難しいことも勉強していかねばなりませんが(-_-;)oo0O(私が))

家族の支えになり愛し愛されて、一生を終えた後もご家族が手を合わせて拝んであげたい、供養したい という気持ちが重要だと思って

おりますので、そのような同じお気持ちの方に使っていただけたらな、と思っております。

埋葬の際に一度だけお経を読ませていただきますが、戒名をおつけしたり、年回供養は致しておりません。(頼まれましたらさせていただきますが)

たまに思い出した時にはお墓参りに来るよ、お盆やお彼岸に近くに来たらついでに拝むよ という方でしたらお檀家様でなくとも

お使いいただけますので、ご利用いただければと思います。