その昔、中国は唐の時代のあるお寺に、趙州(じょうしゅう)禅師というお人がおりました。
ある日、修行僧が来山したおり、禅師が僧に「この寺に来たことはおありかな」と尋ねたところ、僧は「ありません」と答えました。すると禅師は、「喫茶去(まずはお茶をおあがりなさい)」とお茶を勧めました。別の僧が来たので同様に尋ねると、その僧は「来たことはあります」と答えましたが、禅師はまた今度も「喫茶去」と茶を勧めました。
その様子を見ていた寺の院主が、禅師に尋ねました。「どうして初めて来た僧のみならず、来たことのある僧にも同じように茶を勧めたのでしょうか」。禅師は院主にこう答えました。「喫茶去」、と…。
「喫茶去」という禅語には、上の由来が伝えられていますが、その意味するところは何でしょうか。
もちろん、奥深い禅の教えですから、一朝一夕にその真髄を説くことは叶いませんが、少なくとも、この説話を通して普段の私たちが実践できることは、「相手がだれであろうと、また、どのような状況であろうと、等しく、平らかな気持ちでお迎えすること」ではないでしょうか。
正伝寺は、四百年あまりの歴史をもつ、弘前禅林街のお寺ですが、決して格式ばった敷居の高いお寺ではありません。ねぷた絵師でもあった先々代の長谷川達温和尚のころより、「ねぷた寺」として、お檀家様方はもとより、広く弘前市民のみなさまに親しまれて参りました。
お盆やお彼岸、お命日には、一とき日常の忙しさを忘れ、心やすらかにご先祖様にお手を合わせていただけますよう、お努めさせていただきます。ふとした気分転換にも、どうぞご活用ください。縁側でお庭を眺めながら、ゆったりとした時の流れの中でリフレッシュしていただけることでしょう。
「喫茶去」の心持ちで、あたたかくお迎えいたします。ぜひご来山くださいませ。
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お盆にご先祖様がご実家のお仏壇に帰ってきた際に合わせ、僧侶がご自宅に伺い読経を行うことを『棚経』と申しますが、 主に弘前では、殿様の命(メイ)でご自宅のお位牌やお仏壇を菩提寺などに召し上げていた事から この辺りの僧侶は、…
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あけましておめでとうございます
新しい年を迎え、皆さまの心が平穏と喜びに満ちますよう 心からお祈り申し上げます。 令和8年で本堂建立99年、寺の皆で精進してまいりたいと思います。 今年もどうぞよろしくお願いいたします。 -
冬季間お墓の閉鎖
昨年(2024)は12月上旬からの大雪で年末はお墓へは一切立ち入れない状態でしたが、今年は年末まで道路にほぼ雪が無く、過ごしやすい年末となりました。しかし、天気予報を見ますと、そろそろ冬が本格的にやってきそうな感じでござ… -
ヒロロ クリスマス マーケット
正伝寺ホームページ『正伝寺について』の縁起部分の白いキツネの伝承にあやかりまして、擬人化したキャラクターをお檀家さまのイラストレーターさんに描いていただいております。 寺務所の前に等身大パネルを設置しておりますので、目に… -
第52回 ヨーガ教室ご報告
11/27(木)10時より今年最後となるヨーガ教室が開催され あいにくの天候ではございましたが23名の方に参加いただきました。 今年も本当に多くの方にご参加いただけました。また雪が融け暖かくなりましたら第53回を開催した… -
TERA de ASOBU
2025、11/15、クラリネットとピアノによるコンサート、14:45~ 19:15~ の45分に渡る2ステージが正伝寺の本堂にて開催されました。企画はアートフェスティバル様で正伝寺を会場に使っていただくのは今回で3回目… -
第52回 ヨーガ教室ご案内
今年最後となる石戸谷先生のヨーガ教室です。 お日にちは11/27(木) 10時~です。 ご用意するものですが、 ●参加費 500円(先生に直接お渡しください) ●バスタオル 又は ヨガマット ●動きやすい服装(スカートは… -
1、2月のお手紙発送
正伝寺では毎年、回忌法要が正当されております 檀信徒さまに、お正月が過ぎた辺りにお手紙にて お知らせしておりますが、1、2月に正当されておられる方にはご命日より過ぎていたり、ギリギリで到着することがある為、11月頭頃に投… -
達二郎募金の開設
昔から正伝寺には外には稲荷堂、室内の本堂横には稲荷さまの神棚がございます。稲荷さまは主にお米や商売繁盛を司るとのことです。敷地内に稲荷堂のある場所では犬を飼ってはいけないらしいのですが、正伝寺には7、80年前にぺスという… -
第51回 ヨーガ教室ご報告
10/23 10時より石戸谷先生によるヨーガ教室が開催されました。 今回で51回目の開催となり100回に向けていくのでしょうか!!ご参加頂いたのは31名。 先生の見える場所を考えると丁度良い人数だと言われたりもしますが、…
