お知らせ

お彼岸~地獄絵~

本日は秋のお彼岸の入り日です。

春と秋のお彼岸には 供養の為、渡邊金三郎、僧 光惇の断首図と地獄絵図を本堂の横にお掛けしております。地獄絵は先々代 達温和尚の時にご寄付としていただいたもので、一枚に1シーンずつ 人が亡くなってから極楽へ行くまでが描かれております。その一枚一枚に達温和尚の場面説明が書かれているのですが、今年の春のお彼岸の際に、『読めない事もないけど、現代語としては読みにくい』というご意見をいただきまして、改めて読み返してみると確かに『読めるけど読みづらい』感じでした。地獄絵とは『悪いことをすると地獄に落とされる』という子供の教育の為にも使われたそうなので、読みやすいに越したことはありません。個人的には、先々代和尚が残したものですし、絵図自体 昔のものなので文章も多少古めかしい方が雰囲気あるのかな、とも思ったりもするのですが この度説明文をリニューアルいたしました。達温和尚の文章を読みやすくしただけの文や、ガラリと変えてしまった部分、新たに掘り下げて説明を加えたシーンなどございますので、50年近く毎年 春と秋のお彼岸には掛けてあったものですので、正伝寺のお檀家様ならば一度はご覧になっていることとは思いますが、再度ご覧いただき、お子様、孫様などにご説明されてはいかがでしょうか?