瑠璃観音?楊柳観音?
正伝寺の本堂に向かって、本尊様の右隣におられる仏像ですが、
多分、瑠璃観音 様だと思われます。
と言いますのも、仏さまの持っている持物が いまいちハッキリしない為です。
そこで、和徳の仏壇川村さんに聞いてみたところ、全国区の仏師さんに
写メで聞いてくれまして。
多分『瑠璃観音』か『如意輪観音』ではないか。という答えをいただきました。
しかし、如意輪観音 様だと腕が6本、、、その他諸々…という事で
多分 瑠璃観音 様かと思われます。
観音様が世を救済する為に、衆生に合わせ 様々に姿を変えたのが 三十三観音と言われております。
瑠璃観音は その中の一(人)で、自在天身を表し 香炉を持ち 蓮華に乗っており
水難や厄除けの観音様とのことです。
別名 香王観音 とも呼ばれるそうです。
また 37世、先々代 達温和尚曰く、三十三観音の一で病苦からの救済を指名とする楊柳観音では、とのことなのですが、持ち物は右手に柳の枝であるので…どうなのでしょうか。