屋根の葺き替えを思い出し
先日、正伝寺の世話役を務めていただいている福田さんという方が来られて
部屋の片隅にずっとあったものの現像していないフィルムを
写真にしたところ正伝寺の本堂の屋根を銅板にした頃の写真だとのことで
額縁に入れて持ってきて下さいました。
工事が平成11年のことだという事で今から約18年前…
私はまだ学生でしたので、工事があったことは覚えているのですが、
ある日 急に足場が掛けられ、気が付くとハデハデな新しい10円玉のような、
そんな感覚でした。
私のように分からない、当時はまだ親や先代の方がおられてあまりお寺に縁の無かった方や
当時から現役で昔を思い出す方の為にトイレの手前の通りに今回いただいたお写真を飾っておこうと思います。
当時はお檀家様からご負担金をお願いしての屋根の葺き替えだったと聞いております。
あの頃はまだ銅板の屋根は弘前では少なかったようなので、ご無理をお願いしたことと思いますが、
ペンキの塗り直しもいりませんし、今は錆びてお寺らしい良い色になっております。
ただ、1つだけ今の時代だから、の問題なのですが、
葺き替え当時はポケベルの時代からPHSへという時代だったと思いますが、
正伝寺だけ電話が途切れ途切れになったり最悪 切れてしまったり…
という事が多かったそうです。
当時は、電波と電波の狭間に正伝寺がある為に途切れるのだと言われたのですが、
数年後、調べてみましたら、銅板に電波がひっぱられている
(私にはなんとなくしか分かりませんが…(・ω・;) との事でした。
その為 携帯電話、スマホの時代となった今でもお寺の中では電波が弱い場所が多くなっております。
是非、正伝寺Wi-Fi !!ご活用下さいませw