お知らせ

第6回 桂 塩鯛師匠 落語を聞く会を終えて

令和6年8月24日(土)ギャラリー森山、25日(日)正伝寺を会場に桂 塩鯛 師匠によります落語を聞く会が開催されました。今年は 師匠の師匠にあたる ざこば師匠が亡くなられ、落語会数日前には お別れ会も開かれているのをニュースで見ておりましたので、本当に大変な中 足を運んでいただいた形となってしまい感謝ばかりでございました。前座さんには露の瑞さん。師匠からは前座をするようなポジションの方ではない、と伺っておりましたが、普段のちいかわのウサギがお好きだという可愛い女性と上方特有の迫力がありスピード感溢れる落語のあまりのギャップに、プロを感じ…ただただ感心させられてしまいました。お三味線は この度も はやしや美紀さん、他に比べるお三味線を聞いたことはないものの、勝手に絶対の信頼をして毎年お会い出来るのを勝手に楽しみにしております。そして勝手に 今年も良かったなぁ、と感じております。

最近は多少覚えた気になっていると勘違いしている自分ですが、落語に入る前のマクラ部分も大好きで、落語家さんのされた経験などを楽しく話していただくだけで笑いが溢れ嬉しくなります。

特に塩鯛師匠のざこば師匠との思い出話は楽しいだけではなく、師匠と筆頭弟子との関係の中にありながらトシも近く、50年近い関係とのことで、今の自分では経験したことのない 物凄く深い感情があるのだろうなぁ、と感じました。

落語のお話ですが、この度のメインはやはり自分的には地獄八景亡者戯。師匠がここ近年封印していたお話と聞いておりましたので、昨年 予告されてから本当に一年楽しみにしておりました。『しょーもない話』とは冗談で言っておられましたが、師匠の地獄八景を聞けたのは本当に良い体験となりました。数年前にもお越しいただいたかと思うのですが、今回も大阪から来られたファンの方がおられて、師匠の地獄八景はまだ一度も聞いたことが無いので、とのことでしたので、地元にいて聞けた幸せを改めて実感させていただきました。

来年は第7回となるのですが、最後の最後に今年もまた予告をされまして、来年は『百年目』をお話していただけるとのこと。私は正直分からなくて お聞きしたのですが師匠曰く『本当の大作』とのこと。師匠は来年 古希を迎えられるとのことで地元関西周辺の古希記念のツアーで『百年目』を話して回られるそうで、弘前に来た際にもやっていただけるとのことです。

私は楽しみにしていることはネットで調べたりしないで その場で楽しみたい派なので、今から来年の『百年目』といつ行けるか分からないニンテンドーミュージアムへ行ける日を楽しみに日々を送っていこうと思います。今年来られた方も来られなかった方も来年の桂 塩鯛 落語を聞く会 楽しみにお待ちください!!

しかし、スポンサーをしていただいている加藤酒店さまには本当にお世話になっておりまして、『塩鯛』の日本酒の仕入れ、販売をしていただいておりますので、皆様にお分けできますが、普通ですとこちらでは入手出来ない お酒です。記念のラベルを貼っただけのそこらのテキトーなお酒ではございません。来年は是非お買い求めいただけましたらと思います。