赤ママ上がりました
本日、朝9時よりお手伝いの女の子たちによって、お位牌堂へ『赤ママ』をお供えいたしました。
使ったお米はお檀家様がお盆の時に維持管理費やお届けと一緒に持ってきて下さるお米を使用しております。年々 お米を作るお檀家様が少なくなってきておりますようで、持ってきて下さる方も少なくなりましたが、おかげ様で『赤ママ』や仏さまへお供えする『仏飯』として使わせていただいております。
『赤ママ』は皆さまがご先祖様をご自宅へ連れて帰られる8月13日までお位牌堂に供えておくものですので、正伝寺では 腐らないように まずお赤飯が炊き上りましたらゴザの上に広げ、湯気の立ち昇る中 手でほぐしながらウチワで扇いで乾かします。その後 縁側でパラパラ(カラカラ)になるまで乾かした後、お位牌堂へとお供えいたします。本日は連日の暑さから解放…を通り越して『数十年に一度』の警報が出るくらいの雨が明け方に降り日中もドンヨリとした一日になってしまいましたが、無事 乾燥してお位牌堂へ『赤ママ』を上げることができました。
前日にお米を研いでおきます。
ご飯は予備を含めて24升蒸かします。
蒸し器で一度に2升出来、左右で合わせて4升分同時に炊き上がる為、女の子たちは大忙し。しかもめちゃくちゃ熱いです。
ある程度 手でほぐしたら縁側で天日干しします。